〒470-0207 みよし市福谷町細田1−3
TEL: 0561-33-0311
今回のドクターズコラムは、「花レディースクリニック」の花澤佳明先生にインタビューいたしました。花レディースクリニックは産婦人科医である花澤先生ご兄弟お二人が診察を行なっている産婦人科です。妊娠出産から更年期障害まで、女性の体の変化に対して豊富な経験と確かな診察で優しく寄り添います。
ドクターを目指した理由を教えてください。
私の実家はみよし市にあり、父親が実家の隣で産婦人科のクリニックを営んでいました。私は幼少の頃から産婦人科に遊びに行き、たくさんの赤ちゃんと関わりつつ、産婦人科医として働く父親の背中を見て育ちました。こういった幼少期の経験から、私自身も出産という喜ばしい場面に携わりたいという考えがあり、産婦人科医を目指しました。
みよし市で開業した理由を教えてください。
私の兄も産婦人科医で、開業する際は父親を含めた3人で行おうと話していました。父親が営んでいた産婦人科は老朽化していましたので、別の場所で建物も新しくして開業することを決めていました。開業する場所は地元のみよし市で探して、今開業しているこの場所は父親が探してきました。開業当初は父親・兄を含めた3人で診療していたのですが、開業してすぐに父親が倒れてしまい、その後は兄が院長で私が副院長として2人でこの「花レディースクリニック」を営んでいます。
患者さんと接する際に気にかけていることはなんですか?
私個人の意見だけで治療方針を決めてしまうことはしないようにしています。患者さんとしっかり話し合い、一人ひとりのニーズに合わせて患者さんにとって一番良い選択が出来ればと思っています。
産科だけでなく婦人科としても診療しているので、生理や肌のトラブル等で悩む学生の若い方から、更年期障害や子宮筋腫等で悩む高齢の方まで幅広く受診されています。それぞれの年齢や症状・主訴に合わせて、できる限り患者さんに寄り添い、患者さんの意思も尊重しながら治療方針を決めることを大切にしています。
「ドクターになって良かった」と思う瞬間を教えてください。
患者さんから「ありがとうございました」と感謝された時が一番嬉しいと感じます。他の診療科目でも「ありがとう」と言われることは多いと思います。しかし、その「ありがとう」という感謝の言葉に対して、「おめでとうございます」という祝福の言葉を伝えられる事は、産婦人科医ならではと思っています。産婦人科医になっていなかったら、「おめでとうございます」という言葉を日常的に伝えることはなかったと思うので、私は産婦人科医という仕事に誇りを持つと同時に、産婦人科医をやっていて良かったなと思っています。
逆に私自身が患者さんの出産という喜ばしい瞬間に携われることに、日々感謝をしています。
花レディースクリニックを受診する患者さんで多い病気について教えてください。
産科で受診される患者さんの多くは、妊婦健診を中心としています。その中でも切迫流産・早産の方で、特に重症の患者さんになってくると、紹介先の病院に移ってもらう事もあります。
婦人科で受診される患者さんの多くは生理不順や生理痛の方で、患者さんの年代・特徴としては、思春期の学生の方やスポーツをしているアスリートの方が多いです。相談の内容として多いのが生理痛や生理前症候群(PMS)等による「授業や勉強に集中できない」、「痛みが酷くスポーツのパフォーマンスが下がってしまう」などです。
そういった悩みの患者さんにはいわゆるピルを処方しているのですが、最近では生理痛専用のピルがあるため、副作用等を確認しながら患者さんに合う治療を見つけています。
また、高齢の患者さんでは身体のほてりや体調の変化といった、いわゆる更年期障害で受診される方が多いです。
花レディースクリニックさんの特徴を教えてください。
開業した当初から心掛けていることとしては、患者さん同士の繋がりを大切にすることです。当院としてはいわゆる「ママ友」の繋がりを大切にしていきたいと開業当初から考えていました。コロナウイルスの影響で近年は開催できていないのですが、以前は「マタニティビクス」や「ベビービクス」という当院でお産された方たちを集め、交流を深めるために教室を行っていました。
他にも入院中の方には、妊婦さんに向けた減塩食の料理教室や産後のための離乳食の教室等も行っていました。退院後も皆さんと一緒にホテルを借りてお茶会をしたり、動物園に行ったりもしていました。今でもお母さん同士の交流を大切にしたい気持ちに変わりはないので、コロナウイルスが落ち着いてきた際にはこの教室やイベントを再開させたいです。
花レディースクリニックさんが今後取り組んでいきたいことについて教えてください。
産婦人科は生まれてから思春期、妊娠出産、更年期という生涯にわたって患者さんに携われる大切な診療科目だと考えています。女性にとって生涯受診していく診療科目ですし、当院で出産したお子さんが成長し、母親と同じように当院を受診することも多くなっています。そういった長い関係を続かせていけることが、良いクリニックづくりには必要だと考えているので、患者さん一人ひとりとのお付き合いをこれからも大切にしていきたいと考えております。
少子高齢化の問題もあり、全国的に出産で産婦人科に受診する方が減少傾向にあります。時代も変わりつつあり、数年前より美容機器を導入し、少しずつではありますが医療の幅を広げております。この分野においても女性にお役に立てるよう努力していきたいと思います。
記事を読んでいる地域の方に向けてメッセージをお願いします。
当院が開業してから22年が経過しました。私たちは開業から現在に至るまで地域の皆さんに大変お世話になり、成長してこられた事にとても感謝しています。
現在少子高齢化の影響で晩婚化が進み、出産される方が減ってきている中で当院を選んで出産していただけることにスタッフ一同、喜びを感じると同時にとても感謝しています。スタッフ一丸となって患者様一人ひとりに正確・丁寧な診療を目指して日々努力してまいります。産婦人科及び婦人科を現在探している方や、悩みがある方は是非一度花レディースクリニックに受診していただきたいです。