施設インタビュー

SPA FURUSATO逢妻

この街の介護を支えるひと。

今回は「SPA FURUSATO逢妻」を運営するふるさと株式会社の取締役副社長、村松佑亮様と統括マネージャー伊奈寛顕様へお話を伺いしました。従来の介護サービスに美容要素を取り入れているふるさと株式会社に、サービスの特徴や大切にしていることを伺いました。

Q1

会社名の由来や設立したきっかけを教えてください。

ふるさと株式会社は、私の母親が設立した会社です。母は設立以前、全国規模の介護会社に勤めていました。そこで働きながら自分の思っている介護をしていきたいと考え平成24年(2012年)に起業に至りました。起業時に利用する皆さまの「心のふるさと」になりたいという願いを込めて社名を「ふるさと株式会社」と名付けました。

Q2

起業したきっかけとなった社長の思っている介護について教えてください。

社長の思っている介護は大きく分けて二つあります。まず一つ目が時間の話ですが、起業前に勤めていた職場ではスタッフが時間に追われて1日が終わることが多くありました。その経験から当社では従業員の利用者さんに接する時間を最大限に増やすように業務を効率化(ペーパーレス・ICT化)しています。利用者さんと話をして接していることが一番大切な介護の仕事として社内で共有しています。次に予算の話になりますが、備品やレクリエーションの費用についても当社は社員・利用者さんがやりたいことがあれば採算度外視で実現できるようにしています。

Q3

会社の理念について教えてください。

ふるさと株式会社は「介護に夢を、お客様に未来を。」という理念のもとに運営をしています。「介護に夢を」という部分では、介護職は4Kと呼ばれたりして就職する際に人気がない業界のイメージが強いです。当社ではそのイメージを変えていきたいと思い、そのために現状の取り組みでは「働くお母さん」を応援しています。女性がキャリアを持ち収入が安定する仕組みを会社として目指しています。当社では管理職に女性を多く採用していますが、お子さんがいても働きやすいように育成支援で週休三日制を導入していることも取り組みの一つです。もう一つ面白い取り組みをしていて、当法人で働くスタッフは提携先のエステが無料になります。ふるさと株式会社の店舗に「SPA FURUSATO 逢妻」があり、その店舗では従来のデイサービスに美容要素を取り入れレクリエーションを導入した介護美容を行っています。利用者さんに介護美容を提供していく中でスタッフ自身も勉強をして本物のエステを知って欲しいと思い福利厚生として経費でスタッフにエステを行けるようにしています。「お客様に未来を」という理念には、利用された方が未来を思い描くことができるようなサービスを提供したいと考えています。利用者さんは最初にデイサービスに入ると「私はもう死ぬだけだから」というお話をされることが多いです。そういった部分を当社が生活のお手伝いをするだけではなく少し先の未来でも良いので「来月みんなとおでかけにいくのよ」等の目標を持ち明るく生きがいを持てるように支援していくことを大切にしています。

Q4

デイサービス「SPA FURUSA TO」の特徴について教えてください。

SPAFURUSATOの特徴は、アフターライフを自分らしくというスローガンを元に2021年2月に開業しました。私たちも初の試みではありましたがスパを取り入れたデイサービスを行っています。スパは「美容」「療養」「健康」この三つの項目のことをまとめた言葉になります。一つ目の美容ではハンドマッサージ、フェイシャルエステ、ネイルを行っています。二つ目の療養ではリラクゼーションとしてアロマ療法の視点と、音楽療法、その他の特徴として浴室に力を入れており「スパージュ」と呼ばれる肩湯とジャグジー、テレビが付いている浴室、毎日変わる入浴剤があり利用者さんからもご好評頂いています。三つ目の健康では、利用者さんの心の健康や生きがいに目を向けています。当デイサービスに初めて来た際にはあまり活力がなかった方でも、今ではネイルやおしゃれをして自分から外に出かけるようになった方もいました。健康のためにデイサービス内でサークル活動を行っており、ご自身の好みから複数あるサークル活動の中から選択し活動をしてもらっています。

Q5

デイサービスの基本情報を教えてください。

定員が18名の地域密着型デイサービスです。一日型(9時30分〜16時30分)と午前の部(9時30分〜12時30分)・午後の部(13時30分〜17時30分)の半日型のどちらも対応しており、利用者さんの希望に合わせて受付枠を設けています。午前の部では食事や入浴、美容、機能訓練等を行い、午後の部ではサークル活動やリハビリを行ってもらいます。半日型のデイサービスで入浴ができるのは珍しい特徴です。スタッフは看護師、機能訓練士を含めた12名が働いており、そのスタッフの中にハンドマッサージやエステティシャンの資格を持っている人もいます。

Q6

デイサービスとして大切にしている事を教えてください。

コンセプトとして掲げている「アフターライフを自分らしく」を大切にしています。利用者さんが「これから○○してみたい!」とこれからの人生を楽しんでもらえるようにアプローチをしています。当デイサービスに来るまでは家に引きこもりがちだった方にも外に出るメリットや、オシャレをして外に出る楽しさを思い出してもらうことでQOLを高められるように取り組んでいます。当デイサービスに来て人生に生きがいを持てるようなサービスを提供できるように努めています。

Q7

利用者さんと接する際に意識していることを教えてください。

スタッフには働くうえでSPA FURUSATOのコンセプトを意識してもらい、利用者さんの潜在的な生きがいを引き出せるようにと伝えています。利用者さんから○○したいと言われた際には、否定せずに可能な限り実現できるようにしています。私自身の考えとして利用者さんの意思を尊重したいと考えているため、否定の言葉もかけないようにしています。当然ですが利用者さんが転倒等の事故が起こらないように徹底しています。例えば椅子から立ち上がる際にもすぐに補助できるように近くにいることや、転倒しないように手を引く等のこともしています。

Q8

新聞を読んでいる方へメッセージをお願いします。

当デイサービスを利用されている方の半数以上は、他の介護サービスの導入時に嫌な思いをされて導入を断念したケースや、導入したけれど続かなかった方が多いです。そのような利用者様でもスパふるさとは通いやすいデイサービスだと思います。実際に私たちが利用者さんにお会いし、話をすることで利用者さんに納得してもらったうえで当施設を利用してもらえるように尽力しています。もし皆さんの周りの方で介護サービスの利用を検討中で、ご本人さんが行きたいと思えるデイサービスが無いという方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度スパふるさとに見学に来ていただきたいです。そしてこういったデイサービスに関わって一緒に働きたいという仲間も募集しております!これからもスパふるさとをよろしくお願いします。

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