今回は豊田市浄水町にある住宅型有料老人ホーム「ナーシングホーム寿々豊田」の施設長 天野 直都様にインタビューをいたしました。入居者さんや働いているスタッフ、分け隔てなく人との関わりを大切にしている介護施設です。
ナーシングホーム寿々豊田の特徴について教えてください。
ナーシングホーム寿々豊田は、私自身が今まで経験してきた他の介護施設と比べ、入居者の方やスタッフを含めて施設全体が明るいところが特徴です。
例えば新しく入居する方が初めて寿々豊田に訪れた時に、暗い雰囲気よりも明るく活気がある雰囲気の施設のほうが、入居する方も「この施設を選んでよかった」と思ってもらえるので、明るい施設作りを意識しています。
私自身はもともと人を笑わせたり、喜ばせたりすることが好きなので、日頃から入居者さんやスタッフとコミュニケーションを取り、常に笑い声が聞こえる施設作りを心掛けています。
ナーシングホーム寿々豊田の運営理念について教えてください。
施設の親会社である株式会社寿々の理念でもある、「想いをカタチに」という言葉を大切にしています。当施設に入居している方は、それぞれ違った想いを持って過ごされていると思います。
例えば、本当は自分の口から食事を取りたい気持ちがあっても、嚥下困難で経口摂取ができない方や、自宅で家族と一緒に生活をしたい方、一人ひとりがそれぞれの想いを持っています。当施設では、入居している一人ひとりの想いをできる限り叶えていきます。
もちろん入居者さんだけでなくそのご家族様にも想いを聞き、その想いに応えていきたいと考えています。
入居者様について教えてください。
平均年齢が75歳、平均介護度は4です。入居者さんは平均して70歳から90歳が多く利用しています。その内、2名だけ30代と40代の方も入居しています。施設としては最大で31名が入居可能です。ほとんどの入居者さんは豊田市在住ですが、岡崎からも3名ほど入居しています。岡崎市からのアクセスも良い場所なので、たくさんの皆様に見学に来てもらえたら嬉しいです。現在は3つの病院のドクターが往診をしています。
施設長として大切にしていることを教えてください。
私が施設長として一番大切にしていることは、コミュニケーションです。入居者さんや働いているスタッフとのコミュニケーションは当然ですが、仕事上だけでなく、日常生活においてもたくさんの人との出会いを大切にして、コミュニケーションを取るようにしています。私も今まで多くの上司や先輩と関わり、良くしていただいたので、部下や後輩にも同じ事ができるようにしています。
実際に私が施設長という立場になった時に、一つ一つの言葉選びや話し方の大切さに気付かされ、より一層コミュニケーションの重要さを理解しました。最近はコロナウイルスの影響で開催できていないのですが、スタッフとの忘年会や新年会などの交流の場にも必ず参加をし、普段の職場とは別に肩の力を抜いて本音を語り合える時間を大切にしています。
スタッフとの関係性を作るうえで意識していることを教えてください。
自分の見た目が少し怖いということもあるので、積極的にスタッフと話をして笑わせるようにしています。意識していることは自分のプライベートの話や、他愛もない日常会話を話し、自分をさらけ出すことです。現在ナーシングホーム寿々豊田では、合計48名のスタッフが働いており、そのうち看護師が12名、事務員が4名、残りが介護士として働いています。
一緒に働いているスタッフに、自分がどんな人間性をしているのかを知ってもらう事が大切です。施設長の私が率先してどのようなことでも話す姿を見せることで、私以外のスタッフとも話せる雰囲気が働くうえで必要だと考えています。スタッフ同士で相談ができる関係を作ることで、仕事で頼み事がある時や急に休みを取りたい時に、気軽に話しあえる職場を目指しています。
新聞を読んでいる方にメッセージをお願いします。
皆さんの身近な人で介護や病気で悩んでいる方はたくさんいらっしゃいますし、今後もさらに増加していきます。実際に自分の親や親戚を介護施設に入居させることになった時、一般の人の場合どういった施設に預けたら良いのかの判断が難しいと思います。
また、時間を作っていろんな施設を見学する事ができない人もいると思います。実際にそういった状況になる前に可能であれば、新しい施設ができた時や気になる施設がある場合は一度見学に行ってみてください。あるいは介護に関する法律や条例がわからず、誰に聞けば良いかわからない時もぜひ気軽に相談に来て下さい。
また、この新聞を読んで介護の現場に興味があり働いてみたいと考えている方がいましたら、一度ナーシングホーム寿々豊田の雰囲気を見学しに来ていただきたいです。