今回は「ツクイ豊田土橋」の管理者、根岸 景子様へお話を頂戴しました。ツクイ豊田土橋は株式会社ツクイが運営するデイサービス施設です。新たに管理者となった根岸様に、ツクイが提供している介護についていただきました。
ツクイの運営理念について教えてください。
会社の運営理念は「福祉に・ずっと・まっすぐ」という言葉を掲げています。この言葉は自身の言動に責任を持ち誠意のある行動で利用者様と社会に貢献し、地域に根付いたサービスを提供する事を意味しています。サービスを提供する上で当たり前の事ですが法令順守の意識を徹底しています。
「ツクイ」という社名の由来について教えてください。
「ツクイ」という社名の由来は、創業者の津久井 督六(つくい すけろく)の名字です。1969年に土木業から始まった会社ですが、1980年頃に創業者の母が重度の認知症になったことがきっかけで福祉事業に参入しました。当時は介護や認知症に対する世の中の理解は乏しく、認知症の人を受け入れる施設も少ない状態でした。
創業者は自身を含め、介護に苦労している人が大勢いる現状を変えていきたいという想いがありました。そのため1983年に福祉事業部を立ち上げ少しずつ介護施設を展開し、現在はデイサービス・居住系介護サービス・在宅介護サービス等を行っています。
ツクイ豊田土橋の基本情報(定員やサービス内容)について教えてください。
当施設の定員は50名で、提供しているサービスは1日型の機能訓練型です。機能訓練の内容は機械を使用し、機能訓練士と作業療法士による専門的なサービスを提供しています。訓練した際の値を継続的に記録し、筋力の低下や日常生活動作の低下がみられた場合は必要に応じてメニューの変更を行います。又、利用者様の状態に合わせ、一般浴・機械浴・個浴・シャワー浴等の入浴サービスも提供しております。
現在管理者1名、相談員4名、看護師4名、訓練士3名、介護士8名、運転士3名、調理師4名、清掃員1名がスタッフとして在籍しています。
8時に送迎が出発し、利用者さんは9時半までに施設に到着します。お出迎えのタイミングで順番に血圧等の健康チェックを行い、看護師の判断によってその日の訓練と入浴等の内容を決めています。基本的に午前中に機能訓練と入浴を男女に分けてそれぞれ行ってもらいます。12時に昼食を取り、14時までは各々トランプやテレビの視聴等の自由に過ごせる時間を設けています。
14時からはクラブ活動を行います。クラブ活動は4種類ご用意し利用者さんにどれを行いたいかを選択していただき、それぞれがやりたいことをして過ごしています。クラブ活動の内容はカラオケやゲーム、折り紙、塗り絵などその日ごとに違った内容を考えて提供しています。
ツクイ豊田土橋の特徴について教えてください。
前項でも紹介した「クラブ活動を選択制にしていること」と「施設の設備が充実していること」の2つが特徴です。デイサービスでは利用者さんが全員で同じクラブ活動を行っているイメージがあると思いますが、当施設では一人一人の意思を尊重したいという考えから選択制にしています。施設の設備はトレーニング用の機械や、車椅子のまま入浴できる機械浴等を設けています。
特徴と言えるのかはわかりませんが、敷地内に畑があり利用者さんと一緒に野菜を育てることもできます。実際に「畑仕事が好き」という理由で当施設を選んで来た方もいました。
私自身は利用者さんがデイサービスから帰る際に、「今日は楽しい充実した一日だった」と思ってもらえるようなサービスを提供する事を大切にしています。そのために、日頃から利用者さんが一回でも多く笑ってもらうにはどうしたら良いのかを考えながら仕事をしています。質の良いデイサービスを提供するには、スタッフ同士の仲が良い事が大切だと考えているため、管理者として積極的にスタッフとコミュニケーションを取るようにしています。
コミュニケーションを取るだけではなく、日頃から些細なことでも感謝の言葉を伝えるようにしています。
介護の業界は人手不足のため一人が行う業務が多くなりやすく、仕事のスピードを求められる職場が多いです。しかし私は、仕事のスピードよりも提供するサービスの丁寧さを大切にしています。そのために日頃から不測の事態が起こった場合でも落ち着いて対処できるよう、1日のシミュレーションを行っています。シミュレーションを行うことで一日の仕事の流れが頭の中でクリアになり、丁寧かつスピーディーな介護の提供に繋がると考えています。
当施設の一番の強みは一緒に働いているスタッフです。スタッフ一人一人が責任を持ち、どうしたら利用者さんが喜んでくれるのかを考えながら仕事をしている環境の中で、スタッフも利用者さんも楽しく過ごしています。もし周りの人やご家族の方でデイサービスを検討している方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度見学に来てください。
これからも当施設は地域貢献の一端を担えるようにと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。