今回は豊田市四郷町にある「介護付有料老人ホーム 敬愛苑豊田」の管理者 平林 和穂様にインタビューをお願いしました。取材中も終始和やかな雰囲気で話していただいた平林様に敬愛苑豊田の特徴や、管理者として大切にしている事など詳しくお聞きしました!
敬愛苑豊田の理念・特徴について教えてください
敬愛苑の運営元であるサンメディック豊田の運営理念は、「人の『生きる』を支える」という言葉を大切にしています。【私達は、人が生きるということを考えて、人が生きるということに寄り添って、人が生きることを支えるサービスを行います】を標語に掲げ、日々の介護に従事しています。敬愛苑豊田の特徴としては3つあります。
1つ目は見学に来てすぐに入居したいと思った際に、即日入居ができるように施設内の設備を整えているところです。ご家族様も入居を決定してから必要なものが多数あると、入居自体が負担になってしまいます。可能な限りその負担を減らすため、施設側で用意できるものは用意しています。実際に入居当日、ほとんど荷物を持たずに入居する方も多くいらっしゃいます。
2つ目は、介護度によって受け入れをお断りすることはなく、要支援の方から要介護の方まで幅広く対応していることです。要介護の状態によって、本人さんやご家族さんから施設に求められることも少しずつ違っています。その求められていることに対してそれぞれ対応できるようにしています。
3つ目は、医療介護にも対応できることです。当施設には看護師も勤務しておりますので、安心してご入居いただけます。
敬愛苑豊田の入居している方について教えてください
施設の定員は33名で、現在は32名の方が入居しています。平均年齢は88歳で、最年少が76歳、最高齢で99歳と、比較的高齢の方が入居しています。平均介護度は3.2となっています。
入居されている方の1日の流れについて教えてください
入居者さんの1日の流れは、朝食を7時半に食べるので、食事に間に合うように起床し準備をしてもらいます。介助が必要な方は間に合うように介助に入ります。朝食後は、入浴可能な人は大浴場に職員の介助のもとでお風呂に入ってもらったり、体操やレクリエーションをしたりする時間です。もちろん強制ではなく、自身の部屋で過ごしたい方は自室で過ごしています。
昼食は12時に用意し、食後の時間は必要に応じて特浴(寝たままの姿勢でご入浴いただける方法)でお風呂に入ったり、季節によってさまざまなイベントを催しています。15時におやつの時間で17時半が夕食の時間になっています。夕食後は基本的に自由時間にしているのですが、現在入居している方はテレビを見るのが好きなようで、多くの方がこの時間はテレビをみんなで見ています。
21時が消灯時間です。共用スペースである施設の広間や廊下の電気を消すのですが、自室での過ごし方は自由にしています。
私自身が介護の職に就こうと決めた理由の一つに祖母の存在があります。自分の家族が実際に介護を必要になった時に、どのような介護をしてもらいたいかを考え、実際にその介護を実践するように心がけています。私達の立場からは一人の利用者ですが、ご家族さんにとってはかけがえのない家族をお預かりしているということを忘れず、利用者さんと接するようにスタッフには伝えています。
入居者さんと仲良くすることも大切ですが、当施設としては入居者さんを1人の大人として接することを意識しています。そのため声掛けの際もくだけた言葉ではなく丁寧な話し方にすることや、行うレクリエーションもできる限り子供っぽいものよりも大人向けの内容で意見を出し合うようにしています。
施設の管理者として、スタッフと関わる際に気を付けていることについて教えてください。
現在敬愛苑豊田で働いているスタッフは21名います。介護の業界は以前から言われているように、人手不足を痛感しているので、働いてくれているスタッフにはとても感謝しています。しかしあくまでも利用者さんへの介護が大切ですので、質の良い介護を提供するために正しくない行動をしているスタッフがいれば注意をします。
注意をする際は頭ごなしにあなたが悪いと叱ることはせず、なぜその行動をとったのか考え方を確認し、その上でいけなかったところを注意するようにしています。スタッフも一人の人間ですので年代や育ってきた環境が違えば考え方は違うということを意識し、少しずつ同じ考え方をしてもらえるように伝えています。
敬愛苑豊田は、『地域に根差した施設』を目指しているので、地域住民の方やケアマネージャーさんとも交流できる場として活用していきたいという想いがあります。コロナが流行する以前までは、当施設で地域の学校の吹奏楽部の方たちに演奏をしてもらったり、地域住民の方たちをボランティアとして招きイベントを行いました。今後、イベント等を再び開催する予定です。その際は皆さんのご協力をよろしくお願いします。
もしご自身の介護で悩んでいる場合や、周りに身内の介護で悩んでいる際は、是非一度相談に来ていただきたいと思います。相談に来たからといって入居しないといけないわけではありませんので、相談会に来るような気持ちで来てもらえたらと思います。